蛇足ですが、ヘビと付くのに足がある

海森 寄与師老です。まさに、蛇足の様な話です。私の話が全てそうなのかもですが。

海で遊ぶ場合、休憩は(あれば)防砂林の日陰に入り休みます。なければ日向ですが、随分とその後の疲労が違いますよ。この連休、日在浦の、サーファーのいう、【神社前】に入りましたので、防砂林があり、そこで休みました。カナヘビがちょろちょろと来ましたよ。カワイイものです。手も【しょったれ】ていたので、あえて捕まえ様とはしませんでしたが。私はカナヘビ獲りの名人です。50年も生きてきて、未だ誰にも負けたことがありません。これホントです。でも、競っても仕方がない、どうでも良い、かなりくだらないことですけど。

カナヘビと名がついていますが、トカゲの仲間なのですよ。もちろん足は付いていますよ。正式和名はニホンカナヘビです。仲間でもニホントカゲを獲るのは得意ではありません。両者の動きが違うのです。次に何処へ逃げるのか予測が出来るかどうかが違うのです。トカゲ獲りの名人に聞くと、トカゲの方が簡単、とのこと。カナヘビの方が簡単だけどな?ニホントカゲを獲ろうとして、失敗するとしっぽを自切するので、しっぽだけが集まります。ニホンカナヘビもしっぽを自切するらしいですが捕まえるのを失敗したことはありません。染み深い存在のため、地方や年代で色々な呼称がありますね?カナチョロだったっけ?何となく記憶にはありますが、夷隅郡市ことばではなく、東京都下町ことばだったのか?

ニホンカナヘビをトカゲ、ニホントカゲをカナヘビ、と逆さまに呼ぶ地域もあるんですよね。栃木県がそうです。話をしてかみ合わないので調べてみたら、呼称逆転していたのです。タヌキとアナグマのどちらをムジナと呼ぶかに似ていますね。栃木県のカナヘビやトカゲに比べると、千葉県のカナヘビやトカゲは【でっぱつ】です。とても暮らし易いのでしょう!千葉県の者は千葉県の個体は普通で、栃木県の個体は幼体と思うでしょうが成体です。

写真はニホンカナヘビ。艶のない、マットカラーです。トカゲより、しっぽが長いです。

写真はニホントカゲ、艶のある、パールカラーです。カナヘビより、ずんぐりボディですよ。顔はコチラの方がカワイイかな?

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