アルプス(本物)観光地の入込数

海森 寄与師老です。この’12年夏にアルプスに行き、インターラーケンに泊まりました。【ホスピタリティ】も、【入込数】も凄いと過去に、【投稿】をしましたが、インターラーケンについては、日本での認知度は、あまり高くない様ですね。同僚である自転車ライダーに、どの位凄いの?と質問されたので調べてみました。彼もアルプスに行くつもりでしょうか?

基礎知識として、静岡県熱海市の宿泊数が300万泊/年です。日本では有名な観光都市ではあります。人口は、およそ4万人もいるので、田舎街という規模ではありませんよね。1位~3位迄を記します。3箇所共、人口1万人以下の田舎街で同規模です。ベース登山出来る山も記します。2位ツェルマット、3位シャモニー、を足しても、1位インターラーケンに及ばないのです。しかし、山の高さでいえば5位でしかありません。日本ではアイガーの方がユングフラウよりも有名ですが、アイガーとメンヒはユングフラウの小槍の様なもの。登山家にとっては別山でしょうけど!

様々な理由が考えられますが、最も大きな理由は、交通の便にあるのだとは思います。インターラーケン・オスト駅はBLS(ベー・エル・エス/ベルン・レッチュベルク・シンプロン・バーン)駅ですが、SBB/ECやDB/ICEの始発・終点にもなっています。スイス国内だけではなく、ドイツからも鉄道で直行/直帰出来ます。フランス人旅行者も多く、当のフランスのシャモニーよりインターラーケンの方が便利です。この’12年12月9日から、TGVリリアがパリ・リヨン駅から直行に。また、アウトバーン出口もあり、自動車、モーターサイクルで、ドイツ、オーストリア、イタリア、フランスからも便利な立地です。ヨーロッパ大陸側では、其々の国のアウトバーン、アウトストラーダ、オートルー、はお互い繋がっているんです!知らなかったでしょう?インターラーケン・オスト駅から、ユングフラウ鉄道群を乗り継いで乗車すれば3454mのユングフラウヨッホ駅、さらにエレベーターで3573mのスフインクス展望台迄は労せずに登ることが出来ますし、この鉄道群自体も物凄い観光資源ですよ。日本人だけではなくて、台湾の方々も、台湾の玉山(ユイシャン/新高山)3952mよりも、我が日本の富士山3776mの方が美しいと思ってくれる様です。同様なことがアルプスにもあり、ユングフラウは高さでは5位だが、美しい山との評価で、インターラーケン観光客が増えることに拍車をかけるのでしょう。

ツェルマットは自動車乗り入れ禁止で、幹線国道から入った袋小路のためツェルマット迄入れず手前駐車し、BVZ(ベー・フェー・ツェット/ブリーフ・フィスプ・ツェルマット・バーン)に乗る必要があります。グレッシャー・エクスプレスならサン・モリッツからは1本ですけど。ゴルナーグラート鉄道という登山鉄道があるのですが、モンテ・ローザ方向に登るため、マッターホルンと離れてしまいます。最高地点で3089mです。他に、ロープウェイがあり、マッターホルンそのものにでなく、別山のクライン・マッターホルンの3818m迄登ります。シャモニーはSNCF(フランス国鉄)だけ使うとパリから3本乗り継がなければなりません。ジュネーブ迄TGVで行って、そこから路線バスが一般的。フランス人がフランス国内旅行するのに、スイスを通過する方がリーズナブルですよ。シャモニー・モンタンヴェール鉄道という登山鉄道がありますが、モン・ブランの裾に齧りつくだけ。最高地点で1913mです。他にロープウェイがあり、モン・ブランそのものの3842m迄登ります。これは凄いですが、高山病にならないために途中で1度乗り継ぎをする必要があります。ただし、モン・ブランはユングフラウと比べてしまうと、それ程美しい山ではなく、結構がっかり系であります?

図は3ヶ所の位置関係。お互いに近い場所なので、3ヶ所を泊まり歩く者もいる様です。

 

◎1位インターラーケン

・400万泊/年

・ユングフラウ4158m/5位/美しい山で体積感が凄い/アイガーとメンヒももれなくオマケ

 

◎2位ツェルマット

・170万泊/年

・マッターホルン4478m/3位/良くも悪くも特徴的/アルプスで最も有名な山はコレ!

・モンテ・ローザ4609m/2位/バフンウニの集積に似ている/白木屋とは無関係

 

◎3位シャモニー

・150万泊/年

・モン・ブラン4810m/1位/栗きんとんを適当に盛った感じに似ている

・グランド・ジョラス4208m/4位/割れたビール瓶の破断面に似ている

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