モーターサイクルと軽自動車の増税?!

海森 寄与師老です。全国ニュースにもなりましたのでお知らせします。モーターサイクルを含む、軽自動車税の増税案が政府よりありました。私も該当車が5台ありますけどね。文中の税額は全て年当たり。この件について個人的には増税やむなしと思いますけど。

いわせてもらうなら、自転車を登録課税免許制にして、自転車税を¥1,000にするとか、未登録車を売却輸出し、その利益を自治体でプールして使うとか、自転車からの課税、放置自転車問題、走行マナー問題、の方を先に片付けて欲しいとは思いますけどね?!

もっといわせてもらうと、(軽ではない小型/普通自動車の)事業用車両の税が安過ぎる。自家用の約1/4だ!1.0lなら¥7,500です!この部分増税しないと、増税されるであろう、軽自動車との整合が図れません。事業用は極力、軽自動車にシフトしてもらいたいです。更に、軽自動車燃費減税が、モーターサイクルの軽自動車税/燃費と整合していません。

軽自動車って、ガラパゴスな島国内レギュレーションで、全く国際的ではないのですけど、技術的に物凄い信頼性と安全性と完成度、商業的に物凄いコスト管理と利益率を誇る。レスリング女子日本代表選抜試合がオリンピックよりもレベルが高いのと似ていますね。過度な増税は、技術と商業が死んでしまうのを、政治家や官僚は解らないのでしょうか。

政府、与党は6日、’14年度税制改正で、オートバイや原動機付き自転車(ミニバイク)の軽自動車税額を引き上げる方向で調整に入った。

現在、排気量に応じて年間¥1,00~¥4,000の税額を1.5~2倍の一定比率で引き上げ、更に¥2,000か¥3,000の最低税額を新設する方向で検討する。

排気量250cc超のオートバイの税額は現在の¥4,000から最大¥8,000、50cc以下のミニバイクの税額は現在の¥1,000から最大¥3,000となる可能性がある。

自動車取得税廃止による地方税収の落ち込みを補うのが狙い。二輪車メーカーの反発は確実だ。

’13/12/06 12:32共同通信

 

総務省と財務省は6日、消費税率が10%になるまでに、軽自動車を持つ人に毎年かかる軽自動車税を、現行¥7,200の1.5倍か2倍に引き上げる増税案などを自民党税制調査会の幹部会議に提示した。

軽自動車税は1.5倍ならば¥10,800円、2倍ならば¥14,400に上がることになる。

車検時にかかる自動車重量税のエコカー減税を、来年4月に消費税率が8%に上がった時から見直す案も提示した。

一定の燃費基準を満たした車の重量税は、初回の車検時に①免税②75%軽減③50%軽減、となる。現行では、②、③の車は2回目の車検時も軽減率は変わらないが、見直し案では、②は50%、③は25%にそれぞれ軽減率を小さくする。

’13/12/06 11:52読売新聞

justino.88