アルプスで良く観る動物達です!

海森 寄与師老です。アルプスで良く観る動物達です。普通にいますよ。どちらも賢い上、かなり人懐っこくて、完全な野生ですが、家禽、家畜の様に人間に近付いて来ますから!

鳥は、アルパイン・チャフ(クロウではない)/英、アルペンドーレ/独、チャウ・アルピーノ/伊、ショカール・デ・アルプス(と聞こえる)/仏、キバシガラス/日、といいカラス科ですよ!和名通り、嘴が黄、足が橙、羽に白いものが混じっているのは、私の髪の毛と一緒です。ヘルメットの話ではないですが、黒装束ではなく差色が入っていて悪者感がありません。かなり小さく日本のドバト位の大きさです。夏は標高2,000m以上なら普通に観られます。ステルヴィオ峠でも、モン・ブランでも、マッターホルンでも、ユングフラウでも。非凶暴で、キュリ、キュリ、チュ、チュと鳴き、人間に近付いて来るので人々には愛されていますね。人間がこぼしたパン屑をキバシガラスが拾うのは自由だと思いますが、敢えて手から餌を与えるのはどうかなと思いますけど、【奈良のニホンジカ】の様なものなのでしょうか?冬には標高1,000m以下の街に下りてきます。

獣は、マーモット/英、ムルメルティーア/独、マルモッタ/伊、マルモット/仏、ヂリス/日、といってリス科ですよ。モンゴルの、《タルバガン》は、《モンゴル・マーモット》という亜種とか。リスだけどタヌキかアナグマ級の大きさ。草原で暮らしているので草原限界迄は観ます。私が観た最高の標高はクライネ・シャイデック(約2,000m)です。クライネ・シャイデックはユングフラウ登山の途中にあって、ハイキングコースとしてアルプス最上級の場所です。ハイキングコース近傍に棲むマーモットは人間に慣れ、恐れず、近付く個体も多いです。ピィーと鳴きますが、これは仲間への警戒音だそうです。平時には鳴かないそうですね。フランスの、モン・ブラン擁するシャモニーを含む、サヴォワ地域はヂリスに芸を仕込み、旅に連れて行く風習があるそうで、【レ・ミゼラブル】の少年プティ・ジェルヴェもサヴォワの旅芸人ですよね!千葉県でのタヌキよりも観かける頻度が高いのですが、アルプスではこの様に人間と関わっていて殺す者はいませんよ。フランスの平地の者が来ては、狩り、殺し、ジビエと称して食します。モンゴルでも。悪だといっているのではありませんからね。食すということと、殺すということは、表裏一体のことですから。

パッと目に付く動物というと前述の2種になります。基本的な目的が動物ウォッチングではないので。しかし、猛禽類は観ました。何か?迄は解りませんでしたけど。

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写真はパクリです。キバシガラスはカワイイですよ!翼幅(アスペクト比)が小さいです。

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写真はパクリです。キバシガラスは人間に近付き餌を強請りますが威圧感はないです。

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写真はパクリです。ヂリスはカワイイですよ!夏にはリスを感じる体形なんですけどね。

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写真はパクリです。ヂリスはカワイイですが、秋には冬眠に備えこうなってしまいますよ!

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