デブでも似合う乗り物はコレだ!

海森 寄与師老です。デブほど乗り物に拘るということは多くの自動車メーカーでも調査で把握していることです。因果は解りませんが。スポーツカーのキツキツのコックピットに体を滑り込ませるのは至難の技です。モーターサイクルのスーパースポーツに至っては、跨ることすら出来ません。仮に跨ることが出来ても腹が閊えハンドルに手が届きません。それでも優越感に浸りたいので、載り込み易い、デカ目の自動車や、シートが極端に低い重たくてユルーいモーターサイクルに、乗るのです。カクイイと思っているのは自分だけ。

ところが、デブでも似合う乗り物があるのですよ。イヤ、むしろデブの方が似合うのです。それが、業務用自転車です。私の生家にもありました。デブではなかったですが、爺さんが使っていました。デブが乗ったら壊れるだろうって?昔は氷屋さんが氷を3段も積んで配達していました。ライダー以外に100kg程積んでも壊れません。また、出掛ける際に、デブほど持ち物が多いことも公知の事実です。これならたくさん荷物が積めます。昭和の頃は良く見かけました。新しいところ(それでも30年前)では、私が20歳の頃に、1歳上の板前さんがコレで東京都江東区亀戸から中央区銀座まで通勤に使っていましたね。彼はガリガリだったのでカクワルだったことを思い出しました。都市部では生き残っています。中央区築地でまだ物流の主役です。沖縄県那覇市でホームレスのメルツェデス・ベンツです。【アブラギッシュ】な貴方にこそ乗って欲しい!

業務用自転車は、現代のロードレーサーの4倍程の車重があります。それだけでかなりの運動量になるハズです。ロードレーサーにはポジション的にも強度的にも乗れないし。新車もまだあるそうですよ!漆に金粉で螺鈿仕上げにすれば、オネーさんの裸が描いてあるハーレィよりカクイイです。音が静かだってか?だったら法螺貝でも吹けばよろしい!コチラも関西の仏具屋さんで買えるそうですよ。夷隅郡市っぽくサザエか【しったか】で作るのもいいかも?しかし、デブは運動しないのです。だからデブなのですが。むしろデブの方が似合う乗物があるにも関わらずです。具合が悪くなってからでは遅いと思います。

きっと、きっかけが必要なのでしょう!現状、ロードレーサーにはポジション的にも強度的にも乗れないとしても、颯爽とロードレーサーに跨る自分を夢見ないのでしょうか?写真に写った自分を恥ずかしいと思わないのでしょうか?定年と年金開始のギャップの議論の前に、健康でいなければ、《元も子もない》のです。何かいったくらいでデブが痩せたら世話ないです。ということで、医者でデブでライダーの筆者が書いたスポーツ入門書です。出版社は以前に別内容で【投稿】したことがあるところと同じです。

写真は業務用自転車の佇まい。3輪スクーターより大きな存在感。

写真は積載能力の誇示。まだまだ載せられますね。

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