空港まで鉄道を使うと?ヘトヘト!

海森 寄与師老です。度々海外出張に行くので、空港まで鉄道を使うと?についてです。航空会社で微妙に定義が違うが、機内持ち込み荷物サイズは550*400*200mmまたは3辺の合計が1150mmとか定義されます。ビジネスクラスは前述の大きさで1ヶ8kg以内が2ヶまで機内に持ち込めます。この他、無料受託手荷物(機内持ち込みより大きくても)2ヶまで預けることも可能です。私は荷物はとても少ないです。機内持ち込み限界サイズのキャリートランクが1ヶです。航空便に載せられる総限界まで荷物を持ち鉄道に乗っているのではないにも関わらず、というお話です。

●普段は栃木県にいます。そこから成田空港に行くには、主に2通りあります。

(東北新幹線)宇都宮⇒上野(地下)

(徒歩)上野(地下)⇒京成上野

(京成スカイライナー)京成上野⇒成田空港

もしくは、

(東北新幹線)宇都宮⇒東京(地上)

(徒歩)東京(地上)⇒東京(地下)

(JR成田エクスプレス)東京(地下)⇒成田空港

 

●出張前に千葉県に帰っていれば、

(外房線)三門⇒千葉(場合によっては上総一宮で乗り換え)

(総武本線+成田線)千葉⇒成田空港(場合によっては成田で乗り換え)

となります。

行き先はヨーロッパです。夜発のエールフランス以外は、全て朝から昼の便であり、出発2時間前に搭乗手続きを終えるため、必ず移動のどこかでラッシュアワーに遭遇します。全てJRを使う、宇都宮⇒東京⇒成田空港は東京駅での乗り換えが地獄ですし、三門⇒千葉⇒成田空港も千葉駅の乗り換えが地獄です。たった1ヶの機内持ち込み限界サイズのキャリートランクで身体的弱者になった様です。日本の鉄道は車両乗り降りと乗り換えが地獄なのです。車両の乗り降りはしやすい成田エクスプレスでも、東京駅の乗り換えが大変で、ちっとも(鉄道車両としてではなく)魅力的ではないです。千葉駅は外房線ホームから総武本線ホームに行くのに、人の流れが1度途切れてからでないと無理です。見えている電車には乗れず、1本後でないと乗れません。

少しだけ安心できる方法が、京成を使った、宇都宮⇒上野⇒京成上野⇒成田空港です。駅名が違う、上野⇒京成上野の徒歩が東京駅構内乗り換えより大変なイメージですが、東北新幹線地下ホームから地上へのエスカレーター正面から京成上野へ行くためには、ラッシュアワー乗り換えとは別の、バイパス通路みたいなところを通って、JR上野駅から出られます。50mほど外を歩けば、京成上野駅です。この駅は荷物を持った人にやさしく出来ています。ヨーロッパ鉄道駅(どの国の駅か忘れたが)を参考に改修したそうです。京成マニアでも、京成の回し者でもありませんが、成田空港に行くならJRより京成です。安いし、早いし。車両についてはJRの方が好きですが。現在パターンにはありませんが、京成でも、朝の日暮里乗換えは大変です。

成田空港に行くのに、京成よりもっと便利なのが、自動車+民間駐車場ですね。自動車は京成よりも嫌いですが便利なのは事実です。何所から向かってもラッシュアワーもなく、機内持ち込み限界サイズキャリートランクが1ヶどころか、航空便に載せられる限界以上まで荷物を持って行っても機動力は同じままです。だとしても無料受託手荷物まで持って行きません。過去BAにロスト(しかもヒースロー空港内)されたことがあったので。中身は捨てる寸前のヨレヨレの下着のみだったので、いらないといえばいらないモノだったです。建設中第5ターミナルの礎にしてくれれば良かったのに。顧客の方にも面倒を強います。ロスト・バゲージは。

ヨーロッパは出張道具を全部持って、駅+鉄道車両で移動しても、空港+航空便と遜色なしです!

schabot@mailxu.com