【新規】スイスの鉄道に関して補足しますね?!

海森 寄与師老です。ある方はヨーロッパについて、お詳しくない様ですね?スイスの鉄道に関する認識がズレているので補足しましょう。スイスではモーターサイクルのツーリングをするのが大好物な私でさえも、鉄道を使う魅力があるのです。ベルニナ特急や氷河特急という名称の鉄道というのはありませんよね。これらを運行しているのは、【レーティッシュ鉄道】(と氷河特急は、【マッターホルン・ゴッタルド鉄道】も)です。ベルニナ特急と氷河特急だけが走っているのではありません。

ベルニナ特急は5往復、氷河特急は夏3往復(冬2往復)、だけなのですが一般の旅客列車や貨物列車も運行しています。また、【レーティッシュ鉄道】は私鉄で、上下分離運営ではありません。株式は、グラウビュンデン州51%、スイス連邦43%、残りが民間6%、ですから、【親方白十字】といえなくもないですね。スイス連邦からの補助金を使っているのは事実です。SBB以外大なり小なり補助金を使っているのも事実です。このことを上下分離運営という定義だとすればそうかもですが、SBB含めても正しい意味で上下分離運営している事業者は極一部。周辺国から乗り入れ国際列車関連だけと思います。

どんな手段で入国したとしても、スイスで観光するならば間違いなく鉄道を使うことにはなりますよ。3大山岳リゾートのうちヴァレー州ツェルマット(マッターホルン)とベルン州ベルナーオーバーラント(ユングフラウ)は鉄道を使わなければ行くことも出来ません。グラウビュンデン州サン・モリッツは鉄道でなくても行くことは出来ますが、前述、ベルニナ特急、氷河特急の発着点になっているため観光の目的のうち大きなものはスキーシーズン以外はほぼ、【レーティッシュ鉄道】になります。スイスに態々出かけて、チューリッヒ、ベルン、ジュネーヴの都市部だけ行く人はいません。都市部なら周辺国の、ドイツ、フランス、イタリア、オーストリアの方が魅力的ですからね。アルプスなら周辺国にもありますがスイスが圧倒的ですから。

【レーティッシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観】が’08年に世界文化遺産に登録されてからについて述べると、【スイス観光のシンボル】というレベルではなく、【スイス観光そのもの】というレベルなんです。これはユングフラウ鉄道群、ゴルナーグラート鉄道、マッターホルン・ゴッタルド鉄道もそういうレベルですね。鉄道だけ観れば赤字でも観光産業全体が潤うというのはその通りで正しいのですが、それが国策であるスイスを引用し、【早期地域衰退ツール】にしかなっていない第3セクターの鉄道もそうである、というのはかなりの詭弁で強弁です。プロパガンダかマインドコントロールなのですか?まあ、議論のすり替えをゴリ押ししているというのは明らかで、これじゃ鉄ヲタホイホイのレベルから解脱出来ないのでは?

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