驕る平家は?+郷に入っては?

海森 寄与師老です。ちょっと示唆的なことを聞いたので、私のことばで、紹介しますね。インドのビジネスのことです。モノの値段は¥で表現します。ある自動車メーカーがインドでビジネスを展開しています。この企業は主に北米で成功していました。成功した商品とビジネスパターンを新興国でも展開すれば良い、という北米を向いたビジネス展開をしていましたが、そんな中で’08年にリーマンショックがありました。今まで稼ぎ頭だった北米が全くダメになり、新興国での利益がこの企業の生命線になるハズが北米向け商品は、新興国の人々には高すぎて手が出せず、結果ある期間、経営を圧迫したと思われます。

インドでホンダの110ccモーターサイクルが¥6万です。500万台/年も売ってインドに貢献しています。ところが、同じ日本企業である、日本の自動車メーカーの自動車は¥300万です。インドでは、ホンダのモーターサイクルの値段がほぼ年収です。一生懸命働いて、やっとモーターサイクルを買い、仕事のチャンスが増え、生計が成り立ち、次に買いたいハズの自動車は一生かかっても買えない値段です。そういうお客様は相手にしないという実態があったこと自体グローバル企業といえたのだろうか?驕っていたのは事実です!そのまま手を拱いていたのでは近い将来滅んだでしょう。驕る平家は久しからず、です。

リーマンショック以後、日本メーカーは生命線である、インド向け自動車を挙って研究開発始めました。日本企業同士、さらに€安で飛ぶ鳥を落とす勢いのドイツ企業同士、も参加しての血みどろの競争ですから、それはそれは、とても安く、かつ、とても良いモノになり、今ではインドと同じ自動車をと、インドではない地域からも所望されるまでになりましたよ。延べで、どれだけ、日本やドイツのビジネスマンやエンジニアの方々がインドで下痢に?考えたいことではありませんね。皆さん、現地の人々が入る様な所で食事をしています。ホテル併設レストランではなくですよ。まさに、郷に入っては郷に従う、です。心意気です。

『余所者』『若者』『バカ者』のキーワードがもてはやされていますが、それは、先に地域のことを知っている、という前提条件が必要です。いわれる様になり幾らも経っていないですから、今すぐにも死語になる可能性があります。いうなとはいいませんが先に地域のことを知ってから、という前提条件を満たしてからと、お願いしたいですね!幾年月もいわれ続けてきた訳ですから。郷に入っては郷に従う、と。自然史的なことは、尋ねれば、誰でも教えてくれますよ。夷隅郡市では。地域の人間が必要としない、商売のことを知っている、なんてことをひけらかしてもダメなんですよ。植民地での支配民族の論理じゃないので。野蛮だコチラの宗教を布教する?それでは1部が迎合するだけ、他は敵に廻すことに。現に地域の者で、自分の側近と思っている中にだって、快く思っている者はいませんよ。上手くいい返せないから黙っているだけ。

P.S 私は普段は栃木県にいます。千葉県や東京都の常識をいつもゴリ押ししています。周りは敵ばっかりです。そう、前段に書いたことを、そのままを何時もいっている訳です。が、栃木県には興味はありませんから別に知りたくはないのです。どうでも良いことです。攻守入れ替え夷隅郡市で同じこといってる方は、どうでも良いどころか、もっと知りたい、でも素直に聞けない、凄んでみよう、都会育ちだ!【余所者】の話を聞け!となる訳です。地域の者はこう思っています。だから?それで?イタイですよ。もっと素直になりましょう。子供じゃないんだから。ついでにいわせてもらうと、前の仕事がどう、今の仕事がどう、は人間の本質と関係ないです。もちろん、今までした勉強や仕事で知り得た知識と経験は、少なからず影響を及ぼしているでしょう。でもそれだけのこと。だから、お前は社会的にはこうなハズと、決め付けはナシにしましょう。決め付け通りなら、この議論していないです。大人の喧嘩の禁手です。先に塩を送っておきます。禁手を使えば墓穴を掘ります。簡単に負けられたら張り合いがありません。《荒らしコメンター》もそれだけは出来ていました。時代に付いて来れない商店主は、アドバイスする者が、地域の者でも【余所者】でも結局聞きません。そういう商店主や商店街は滅びれば良いのです。そこで商店を営んでいた者以外は誰も困りません。いっそ、滅んでくれれば、ユニクロ進出が出来て便利ですよ。商店のことだけが地域の全てはありませんし、むしろホンの1部です。それらが滅んでも尚存在するのが地域です。

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