栃木県の食べ物は超しょっぱいぞ!

海森 寄与師老です。’12年5月連休で10日間も千葉県にいた後で、栃木県に戻って吃驚したのは、食べ物の、しょっぱさ、甘さ、脂っこさ、早い話が味の濃さ、食材の味が解らないレベルなのです。甘さについてはここでは割愛します。しょっぱさについて述べてみます。良く行く、ラーメン屋は全国チェーンなのですが、フランチャイズのため味付けは変えられるみたいです。客の要望に応えている内に、栃木県専用の味付けになったのでしょうね。

私もずっと栃木県にいるとマヒする様です。久しぶりに食べた時には、ハッキリ解ります。風邪をひいている訳でないのに、口の周りがタラコの様に浸みます。海水の塩分濃度は3.5wt%といわれています。海に入るなら口の周りがタラコの様に浸みたりしませんよね。液体は(ラーメンスープ、味噌汁)明らかに海水より塩分濃度が高いです。解り易いです。当の栃木県でも減塩化の活動をしている様ですよ。塩分摂取量はトップ3位らしいです。脳卒中での死亡率もトップ1位だとか。肥満者割合もトップ3位か4位かだったと思います。

冬が厳しい⇒保存食文化⇒高塩分、となったのでしょうか?冬の気候だけなら植物だけの話ですが、海産物も鮮度良く食材になることはなかったでしょう。海産物の加工度合は物凄いです。魚のミイラですよ。我々千葉県民も良く知っている加工品(一夜干し等)に、さらに加工(塩分追加)し保存!しているのですよ。あれでは魚を好きになりませんよね。ある家庭に招かれ、しょっぱい鶏肉だ?と思い食していたら、マサバ開きに塩分追加したミイラだったのです!『でぇじけ↑↑?サバ食ったことないんけ↑↑?』なんて、笑い話も経験。マサバのミイラを食したことのある千葉県民は私だけでしょう。確かに塩分を追加すれば保存は出来るのですが、魚脂は劣化するのです。古い魚は食すると胸焼けするのです。《マサバのミイラは栃木に限る》なんて落語のネタも創れそうですよね。ということで獣肉の消費も多く、栃木県民は大好きな様です。これでは塩分と別に脂質も摂り過ぎですね。

栃木県民の減塩化のために何か活動を、なんて高尚なことは思いません。私にとってはどうでも良い県ですから。リタイヤ迄、栃木県にいても、自分だけ健康でいたいだけです。コメや野菜は(夷隅郡市よりかなり味は劣りますが)食べられます。ある意味、不味いことも食べ過ぎないために必要だと思っていますし。しかし、海産物はどうにもなりませんよ。動物性蛋白質の代替のためだけに、淡水魚だけ食べるのも何だかな?と思えますしね。私も栃木県にいる間は、千葉県にいる人以上に、自己管理をきっちりやろうと思います。しかし、何事にも例外と抜け道はあるものです。栃木県にも、普通味付け定食屋さんは、あります!栃木県民には人気はないですが。宇大の学生とキャノンの社員で賑うだけで。栃木県で育ったとしても、両親共が他県の海辺出身で、家庭での料理の味付けは薄い、ということもあるでしょうしね。最近ですが、栃木県で関連したその人の、栃木県人度合いの多寡を見分けられる様になりました。私自身は千葉県民で、どうでも良いことですが。

 

P.S 千葉県(夷隅郡大多喜町)で、栃木県を遥かに凌駕する、超しょっぱい食べ物あり。作ってるオヤヂが、酔っぱらいという、エラー(オヤヂも料理も店も)でしたが。残り一生分の塩分をココで、’11年1月摂取済みです。獣肉も、淡水魚も、筍も、しょっぱい味付けも、そんな、内陸的、高地的、寒冷地的、なものは栃木県で食すことが可能!いや、美味い不味いを無次元化すれば、それらを食べること自体は、栃木県の方が本場ですよね?!折角、夷隅郡市に帰って、わざわざ獣肉を食さなければならない、理由なんてないです。

脱線させてください。干瓢の生産の1位は栃木県です。消費の1位は千葉県らしいです。干瓢は千葉県の特産ではないのです。しかし、しょっちゅう食べてますね。おそらく寿司(寿司屋も、家庭も)を食べる機会が多いことが影響しているのでしょうね。夷隅郡市では鉄火巻を作るより、干瓢巻の方が高くなるにも関わらず、でも、作って、食べるのですよ。必ずしも、産地とその付近が最大消費地になるとは限らないのですよ。栃木県で食した、ちらし寿司に干瓢が入っていないことに、吃驚したこともあります。嫌いだとのことでした。

千葉県民は、私の例からも、獣肉は好きではない、栃木県民は獣肉が大好き、イノシシやキョンやニホンジカの肉を千葉県内で供食させるだけでなくて、栃木県に売り込んだらどうでしょうかね?干瓢の逆にしませんか!との提言です。商業的に色々トライする必要はあると思います。夷隅郡市内だけでは消費しきれないでしょうし。勝浦漁港にイノシシ肉を持って行ったら、コレいらない、大原漁港の魚か、山田か新田野のコメを持って来い、といわれました!この漁師さんの感覚は、夷隅郡市では普通ですし、私もそう思います。

栃木県では干瓢の消費拡大を狙ったイベント等をやっていますが、寿司はそんなに食べない(というよりも海産物がアレじゃあね!)県民性ですから、干瓢だけを弄った、料理、調理、のコンテストの体になってます。栃木県では干瓢の消費は拡大しないでしょうね。千葉県に出張すればいいのに!と思ったのです。ですから、その逆をすれば良いかと。似たような話では、昆布の消費の1位は沖縄県ですね。生産の1位は北海道ですけどね。今は、この流通、積み替え、に釜山港が使われて、韓国にお金が落ちる様になりました。

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