【新規】羽田空港用の原付2種スクーターその1

海森 寄与師老です。’13年末からヨーロッパ主要都市便は羽田空港発着になりました。私は成田空港応援の意味から、国内線は成田空港発着便にしているので、成田=国内線/羽田=国際線と捩れています。千葉県民としての思いとは別に、羽田空港を使わなければならない状況です。しかし、悪いことばかりではなく、羽田空港には深夜早朝時間帯枠があって、これらを使うことにより、ヨーロッパ到着日にフルに1日稼動日、日本到着日に出社可能になります。かつての成田空港発のエールフランスのスターウィングの機能を持つことになります。当のエールフランスも羽田空港夜中発になりましたけど。今迄通り国内線は成田空港で、空港外部民間駐車場を利用するので費用の面からも自動車で行くことに変更ありません。

問題なのは羽田空港です。空港内部駐車場に10日間駐車したら¥2万にはなるでしょうか?今迄は空港内部駐車場には5日間以上駐車したことはありませんけどね。東京都内や千葉県内に住んでいれば公共交通機関で行くことが簡単です。ところが、私が普段暮らしているのは栃木県です。公共交通機関が未成熟なミニアメリカンな県です。アパートを脱出するだけで自動車必要。JRで羽田空港迄行くとしても、宇都宮駅か石橋駅か自治医大駅で駐車料金が発生してしまうのです。羽田空港を利用するのは深夜早朝です。栃木県内で駐車料金を払い、更にJR運賃も払う位ならば、羽田空港に乗り入れした方がどちらかといえば(消極的な)リーズナブル。羽田空港の駐車場の軛(くびき)から逃れる術はないものだろうか?

ということで考えたのが原付2種スクーターです。駐輪場なら駐車場の1/3のコストです。羽田空港の駐輪場は駐車場と同じ建屋ですからターミナルビルへのアクセスも最高です。原付2種じゃ高速道路が使えないだろう?確かに高速道路は使えませんが、そもそもが、コストダウンのための原付2種ですからね。臨海トンネル、第二航路トンネル、東京ゲートブリッジ、R357(首都高湾岸線側道)も使えます。R357の東京港トンネルも’18年度中に東行も開通するでしょう。新R4も使えます。羽田空港から栃木県のアパート迄所要時間は、自動車で首都高⇔東北道⇔北関東道で3時間。私のモンキー(原付2種)でR357(首都高湾岸線側道)⇔臨海トンネル⇔東京ゲートブリッジ⇔明治通り⇔新R4で3時間。全く差はありませんから。

むしろ、道路混雑時の所要時間の変化率はモーターサイクル(スクーターも含む)の方が遥かに小さくて済むことでしょう。スクーターはどうしても乗りたいという乗り物ではないのですが、便利さと機動力では自動車よりもモーターサイクルよりも上位の乗り物です。手持ちの乗り物自体が趣味なら話は別ですが、ライフスタイルと乗り物の特性が合っているか見直すと良いのではないでしょうか。私の場合は羽田空港利用がきっかけになりました。手持ちモーターサイクル4台ありますが、この内1台のコレダと入れ替えます。トータルで4台なのは変化ありません。自動車税が¥400/年上がるだけで済みます。任意保険はファミリーバイク特約なので変化ありません。来’18年に入れ替えます。モデルとカスタムの紹介はその頃に。

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