スケベニンゲンに行きたいなあ!

海森 寄与師老です。タイトルはデン・ハーグ/オランダの地区名です。今回の出張ではオランダには行きません。漁港と砂浜と海水浴場のあるリゾート地です。名物としては、ハーリング(/英、マーティエスハリング/蘭、マティエス/独、ニシン/日)が美味いです。様々な食べ方があるのですが、私は生が1番目、酢漬けが2番目、に美味いと思います。

現地での発音は、スヘフェニンゲン/蘭、と聞こえます。第2次世界大戦時は、この地名はドイツのスパイを識別するために使用されたそうです。『夏になったら、スヘフェニンゲンでニシンを食おう!』の様に使ったのでしょう。ある種、【踏絵】の様な、【開けゴマ】の様な。綴りは、Scheveningenで、【sch】は独語で、【シュ】です。全体で、シュェフェニンゲン/独、となり、発する音で解ってしまうのですね。スチェヴェニンゲン/英、が広く通用しますよ。日本人なら、英語崩れのスケベニンゲンと発すれば、全く問題ありません。発し易い上に自分のことですから。●×ゲン、という地名はオランダよりもドイツに多いのですよ。特に、バーデン・ヴュルテンベルク州に多く、●×の源の意です。蘭語も同じ意とか。日語もか?

ここにも、ヌーディスト・ビーチがあります。地中海側のスカシた所とは違い、スッポンポンなら誰でも入れ、サウナと同じ感覚です。私も、【大和魂】を魅せつけるべく入りましたが、そんなちっちぇえモノを観て喜ぶ人はいませんでした。お手軽ヌーディスト・ビーチですよ。ここでハーリングを食して、オランダビーアを呑む。結構お気楽で裸で楽しいです。でも、飲み物なら、ドイツビーアーの方が遥かに美味いですけど。高いのです。オランダでは。

ハーリングは、イギリスで食すより、ドイツで食すより、圧倒的に美味いです。酢漬けは、夷隅郡市の【イワシのなます】にそっくりの味ですよ。身を食すことに重点を置いていて、カズノコや白子が入る前の晩春から初夏にかけて漁獲するそうです。確かに身が美味いです。オランダへ行ったら是非食してみてね!魚好きの日本人でも唸れると思いますよ。

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