転倒(人間の)防止講習のこと

海森 寄与師老です。先週ですが業務扱いで、転倒防止講習を受講しました。何故だか40歳と50歳にピークがある(正規分布でない)災害発生状況なのだそうです。前年度に40歳と50歳になった者が該当者でした。ということで私もでした。

自分が思う【ここまで出来る】と、実際の【ここまでは出来ない】の乖離により災害に繋がるというのが、一般的にいわれています。40歳で災害を発生させた者は、50歳では災害を発生させず、40歳を無事生き延びて50歳になってしまった方が災害が重いそうです。

講習の内容は、躓き防止の方向(労働安全衛生法)は少しで、体力維持、怪我しない体、を主眼にしています。躓く頻度は年齢に拠らず同じだろう、しかし40歳と50歳にピークがある災害発生、から来ています。外部フィットネス機関のトレーナーが講師で、過去にも、40歳転倒防止、社員体力増強、非モーターサイクル業務者用のテストライダー資格維持(コレが一番キツい)の講習でもお世話になっています。トレーナーの方々は歳を取らないですね。特に私と同い歳!の女性の、体の線は美しいです。痩せているだけと違います。細かい描写は避けますが、タレる部分がタレていないのです。シルエットは20歳代です。この講習は体力測定することで、何に気を付ければ良いのか?の分析までしてくれます。

私の分析結果は、『50歳としては体力はある方だ、しかし自分が若かった頃よりは衰えている、極力自分の体力ではなく、正しく道具をつかいましょう!』だそうです。分析結果を求めるのに、私が道具マニアかどうかの設問はありません。私は道具を使うのに無上の喜びを感じるのに。手段が目的化する程に。道具の話ははさておき。同時参加の40歳の受講者に体力のない者が多数いました。トレーナーの方に話を伺うと、30歳代で体力が落ちる者が凄く多いそうです。そういう30歳代が40歳になった結果だと教えてくれました。ここで気が付けば今後の10年は気を付けるだろうと。だったら30歳時点も講習に加えるべきでは?該当者が多くなり過ぎで入れないとか。

P.S 体力測定とはいっても、十分に運動でした。次の日に心地よい筋肉痛に見舞われたのは当然です。私は徒歩通勤6kmですが、それでは足りないのだな、と感じた次第です。

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