旅の感想は人によって違うのだ!

海森 寄与師老です。埼玉県から栃木県勤務になった時、転勤休暇が発生したために、通常休暇が消化出来ずにいました。年内に休まなければならなくなる、同じ境遇の同僚(男性)と、オーストラリア(オセアニア)に旅行に行きました。帰国後には、スペイン出張があり、【出かける欲求】を満足させる必要もなかったのですが、無理矢理休暇を取得し宇都宮市内でうだうだしていると、お金もかかりますから、積極的ではないが行きました。

この時、’98年の11月で37歳の誕生日。デカいグラス(ミュンヘンのビーアー・ザイデル級)のカクテルで、オージーとアボリジニの若者が祝ってくれましたけど。同僚(彼と表記)は、アングロ・サクソンの国好き。ヨーロッパ大陸側単独国出張も、休日は大陸からイギリスに移動します。ブリティッシュ・エアウェイズ大好き。私はイギリス単独国出張だとしても、休日はドイツに移動します。ルフトハンザ大好き。彼と私は嗜好が逆(何の、逆なんだ?)位相で全く違います。そんな、凸凹コンビで、オーストラリアに行ったのです。航空会社はどちらの嗜好にも合わないコンチネンタル航空。現在では、ユナイテッド航空と合併して、スターアライアンスなので、私の方の嗜好になったのですが。沖縄県行きの半分以上のマイレージが入手出来たのにね!

ケアンズとサーファーズ・パラダイスに行きました。海辺の街なので漁港もあって、素材は良いハズが、オーストラリア料理(≒イギリス料理)は、素材を不味く調理してしまいます。彼は全てがオーストラリア料理だった様です。私は1回食してヤメました。ギリシヤ移民がやっているギリシヤ料理を食していましたけど、ギリシヤ料理はかなり美味いものでした。素材は良いモノだったのでしょうね!オーストラリアではギリシヤ料理がおススメですよ!彼はレンタカーで走り回っていた様で、【Next MacDnard’s for 400km】のスケール感に圧倒された様でしたけどもね。マックだけでなくて、飲料水や燃料の標識もありましたよ。私は、ケアンズに於いては、グレート・バリア・リーフでの、シュノーケリングをしましたし、サーファーズ・パラダイスに於いては、サーファーズ・パラダイス・ビーチでのサーフィンをしましたよ。海産物を食すのも、シュノーケリングも、サーフィンも、温帯なので季節による部分がありますが夷隅郡市で楽しむことが出来ます。オーストラリアに行かなくてもです!

彼と同じプロジェクトだったこともあり、旅の感想を人前で述べる機会が多々ありました。これがまた、彼と私で全く違う感想なんです!同時に同じ場所に行っても、ですからね!何が述べたいのかというと、他人が書いた旅行記等で行った気になって、出かけなくなるのではないか?と思う訳です。昨今のネット社会では、直ぐに該当するものを検索して、読むことが出来るのですから。しかし、前述の通り、同時に同じ場所に行っても、感想が違うのですから、他人が書いた旅行記等とは違った感想になって然るべきだと思います。他人が書いた旅行記等はあくまで参考として、同じ場所も出かけるべきだとも思います。ネット社会が一般的になったことと旅行者が減ったことが、表裏一体の気がするのです。ネットは道路や交通手段等の基本で最新の情報を得るには最高のツールだと思います。しかし、人の気持ち迄は完全共有は出来ないとも思いますし。だから、出かけましょう!何が、あるのか、発生するのか、解らないでいる方が、旅の醍醐味があるとも思えます。私にとってのオーストラリア、と同様な感想ならば、次は別の場所に行けば良いのです。オーストラリアは薦めませんが、一般的に良いデスティネーション、とされていますので、皆さん訪れてあげてください!

写真は道端のマックの看板。通常は店舗近くの路上に次の店舗までの距離が出てます。

P.S オージーは、【Today is a good day!】と挨拶します。【ツダイ・イズ・ア・グッダイ!】と聞こえて、何かの死生観の、【Today is a very good day to Die】の聞き間違いかな?独語で、【zusammen Was ist das ?/ツザメン・ヴァス・イスト・ダス/合せて、これ何?】の聞き間違いかな?とも思えましたが、自殺志願者だらけのハズないですし、独語圏からの移民も英語で話しますね?独語がO.Sなら、英語をA.Sで学び足すのは簡単だそうです。TVニュースキャスター迄も、そう発していましたから、もう英語ではなくて、まさに、豪語!

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