海森　寄与師老です。タイトルは旅先での現金引き出しのことについてではありませんよ。旅先でどう楽しむのか、想定していたことが出来ない場合に、どうしたら方向転換出来るのかの経験談です。ドイツ長期出張でビーアーにも飽きてしまって、オペラを観に行ったら伊語だった、なんてことも。失敗は成功の礎。何を確認すれば、そのオペラが独語なのか解る様にと。

今’14年の5月連休に台湾に行きました。当初の目的はサーフィンでしたが、全くの凪でサーフィンは出来ませんでしたね。南の島には結構行ってはいるのですが、ぐうたらリゾートを楽しんだことは、26歳以降ないです。サーフィンが出来ないなら、ぐうたらリゾートだとは思っていましたし、それを実行しましたが、私の性分で、ぐうたらするのは2泊が限界でした。ぐうたらに飽きてしまったものの未だ時間があるし、台北近郊の鉄道の旅に切り替えたのです。外国で出来る様になるためには、外国の鉄道の知識がある程度必要。日本国内の乗り鉄の知識は役に立ちません。常に情報を仕入れる必要もあります。

モーターサイクルを使う旅（早い話がツーリング）でも、1部はモーターサイクル以外の楽しみも盛り込むべきだと思います。アルプス旅行での大移動では、鉄道よりモーターサイクルが遥かに便利ですよ。鉄道だけの知識ではこれは解りません。谷筋違いを峠越え出来ますし、それこそがロード車のモーターサイクルの醍醐味ですし、鉄道の車窓以上の景色ですしね。鉄道では長いトンネルを通過するか、谷筋の合流地点迄行って乗り換えなければなりませんからね。しかし、アルプスではモーターサイクルが乗り入れ出来ない場所も多く、その際生きるのが外国の鉄道の知識。つまり、何にでも興味があるのであれば特にいうことはありませんが、偏った興味だけでは、1方向の見方しか出来ず楽しみの多くを失うことに繋がります。

日本人で良くいる、やらない方が良い、旅の楽しみ方というのを紹介します。日帰りツーリングで温泉。これは危険ですよ。サーマルショックが発生します。特に冬はダメです。温泉に入るなら、せめて1泊しましょう。日帰りなら入浴はヤメましょう！この行動では、モーターサイクルも、温泉を含む入浴施設も、どちらも冒涜している行動だといえるのではないでしょうか？次に、鉄道の旅での駅弁。勿論、食事時刻だけなら良いですが、乗り換えの度駅弁を買って食すると5食/1日になったり。鉄道の旅は運動の要素は全くないです。鉄道マニアにデブが多いのは承知の事実。食うなら動け、動かないなら食うな！鉄道ばかりではなくて、別の（特に運動の要素が内包された）ことにも興味を持つことを、強くおススメするのですけれども。