ロムニー・ハイス&ディムチャーチ鉄道

海森 寄与師老です。ドイツよりも、はるかにたくさんある、イギリスの保存鉄道の1つで、ロムニー・ハイス&ディムチャーチ鉄道です。通称、RH&DRです。たびたび訪問する、イースト・サセックス州のブライトンから程近い、隣のケント州のドーバー近くにあります。

前の【投稿】の、【ハルツ狭軌鉄道】は1,000mmゲージですが、ココは15インチ(381mm)かなり小さいです。『本格的な公共輸送を行う、正式営業の実用鉄道』としては、事実上世界で最も狭いゲージ。当然車両もミニサイズ。このため観光鉄道として知られますが、平日は大切な通学の足でもあるとのこと。20数km運行している様です。駅で見ただけで乗ってはいません。

このゲージで開業したのか?開業の目的は何だったのか?現在はどうやって維持しているか?等の細かな歴史や運営方法は知りません。最新(といっても1937年)の機関車(黒)はドイツのクルップ製(日露戦争時に日本が発注したクルップ砲と同じ製造元だが、ロシア側も使用していたため、旅順203高地攻防では、日本軍側が打ち込んだ不発弾をロシア側が打ち返すという珍事もあったそうな)です。第1次世界大戦後の賠償かな?

結構適当に作ったと思われるwebsiteです。でも、とても楽しそうなのが伝わってきます。以前の【投稿】の、【ハルツ狭軌鉄道】のwebsiteとほぼ同じ構成になっています。しかし、英語ですよ、コレが!(当たり前か?)私は読みたくありません。字、小さいし。

写真は機関車全景。人の大きさと比べてください。

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