海森　寄与師老です。私がシャモニー泊を拒否し、インターラーケン泊を希望して、作戦会議だ！ということで、富士山ツーリングが発生したことは以前にも、【投稿】しましたね。いえ、富士山ツーリングのことなんて一々、【投稿】するつもりなんて毛頭ありませんよ！ライダーの方なら想像通りです。それ以上でも、それ以下でも、ありませんでしたからね。しかし、思うところはありました。富士山がやっと世界文化遺産に登録されましたからね！日本人としては誇らしいと思う反面で、今迄のツケを払う時が来たんだとは思えますね。今迄の個人の自動車の乗り入れが自由な点と、通行料位しか徴収しなかった点です！中腹以上の標高迄でも自動車で行ける、世界的に有名な山が何処にあるのでしょうか？

それが日本にあり、しかも日本一の山である富士山です。今迄、日本人はどうかしていたと思えます。通行料は取るが、入山料は今のところありません。登山鉄道もありません。ユングフラウ同様に、登山鉄道があれば良いのに！と思っていました。そうこうする内、富士急株が大続伸。JR東の大月駅と河口湖駅を結ぶ富士急行線（総延長26.6km）を、富士山5合目まで延伸する構想を明らかにしたことが買い材料視の様です。河口湖駅か2つ手前の富士山駅付近から約30km鉄道を延伸。これにより成田空港からJR線を使い富士山5合目までの直通運転を目指すとのこと。富士山が世界文化遺産に登録されて、鉄道延伸による海外旅行客など観光需要取り込みに期待する買いが向かったのです。

具体的に何時、何処に通す、等は決定していないでしょう。鉄道ヲタクではありませんが、是非がんばって敷設してもらいたいと思います。今迄が世界的に変な山だったのですよ。私の残りの人生では完成を観ないかもですが、鉄道が完成せずともマイカーの乗り入れ規制はもっと厳しくしても良いです。私はモーターサイクルは好きですが、富士山5合目迄登るツーリング計画というものは心が痛かったです。通行料を高くして、払える者だけが乗り入れ出来る様にして、使途が環境保全のみであれば、まあ、納得出来ますよね？！この件、今迄の価値観ではダメだと物語ります。日本人が、日本人に向けた、刹那的な便利さ、だけ追い求めてはいけないのです。日本にあって、世界の遺産、なんですから。

富士山は単独峰で世界一美しい山と思います。しかし、行きたいとは思えない場所です。行きたいのは、富士山＜モン・ブラン＜マッターホルン＜ユングフラウですよね！やはり。シャモニー、ツェルマット、インターラーケンに匹敵する、麓の街の国際化も必要でしょう。お転婆（オンテンバール/手に負えない/蘭/語源）とかけて、富士山ととく、そのこころは、富士山は手に負えない難山で、ゴンテンバール≒御殿場！どうですかね！座布団1枚？

P.S　未だ具体的ではないので、どうでも良いのですが、山梨県側の富士スバルラインに平行して鉄道を敷設した場合は、通常鉄道車両（粘着式の意味？）で良い、との見解を富士急では示している様です。富士スバルラインの勾配は80‰（パーミル）ですけどね。そういえば、箱根登山鉄道にも80‰区間がありますね！そういえば、粘着式でしたね！

写真は7月20日～21日のツーリングの1コマ。私は本栖湖から望む富士山が最も好き。【富士山は甲斐で見るより駿河よい】といいますが、このアングルは甲斐からですから。【かいてみるよりするがよい】、【かいでみるよりするがよい】の隠語（艶語？）でもあると。雲があるも撮影時は山頂が姿を現しました。モーターサイクルで5合目迄登ったとしても、所詮登山ではないので山頂迄は行けませんね。5合目迄登らないとツーリングではないと思っているとしたなら、今後はそう思うライダー心の方を変えないといけないのでしょう！