技術は人のために!人って誰だ?

海森 寄与師老です。技術は人のために!平時なら。ところが、【人】というのが曲者で。時代により、ナポレオン・ボナパルトのため、アドルフ・ヒトラーのため、になったりします。現在では、金正恩のため、東京電力のため、原子力村のため、とも考えられますよね。

金正恩はさておき、東京電力のため、というのはどういうことでしょう?原発事故の処理をするツールの開発のことです。ツールが出来ればそれまで人間が被曝量をカウントして、細々とやっていたことを、一気に行える様になります。作業環境が厳しいところを機械化すれば、作業者のため、になりますし放射能放出が収まれば、地域のため、になります。

でも、ツールの開発にかかる費用を東京電力が支払うと思います?答えはノー!です。今や国有化同然。赤字も垂れ流し。ツールの開発費用を払えば払ったでクレームが付くことは、メルトダウン現場を観るより明らかです。どうやっているかというと、ツールの開発が出来るところが、手弁当で開発です。これが現実で、東京電力のため、ということです。これについて、窓口や広報をやっていた部長達は役員になっているでしょう。その分の数の以前からの役員を引きずり下せれば、それはそれで良いということになりますけどね。

ある程度、原発事故の処理に目途が立った時に、企業としての姿勢が問われるでしょう。今迄、他業界企業が使ったツールの開発費、個人や企業にしわ寄せした電気使用料、物凄く厚かった企業内福利厚生、信じられない役員報酬、なによりも地域にかけた迷惑。勿論、電気を守る仕事や、原発が停止している中、火発や水発をヤリクリする仕事の方もいらっしゃいます。上手く纏められませんが物凄い矛盾を感じます。東京電力内部も、苦労が増えただけの方や部所、よりウマミがある部長や部所、格差が出来たハズです。

P.S 原子力村だけの技術で原発事故の処理がし切れず、他業界企業の技術を使った、ツールを使わないと尻拭いも出来ないのです。自分でケツが拭けないシステムを他国に売り込むのは倫理的におかしいですね。原発事故の最大の原因は、【停電】ですからね。電力会社の発電所が停電するってか?教えを説くことが出来ない釈迦というべきかな?醤油の保存が下手な生産県民というべき?醤油の保存が悪くてもさほど困りませんが。

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