ココにもいるんだね!ハヤブサが!

海森 寄与師老です。’11年2月に夷隅郡市に帰った時のことです。モンキーに乗れたし、窓を開け(この時期の栃木県ではムリ!)、いすみ鉄道のレール音を聞きながら昼寝も。新たに(といっても中古です!)モーターサイクル買いました。登録はやっとこの連休に。

’11年暮れに、【ハーブ姉】と約束していたのに、昼寝してしまい反故になってた、ムーミンの堰に連れて行くのも果たせました。その足で大原海水浴場に行きました。北東の風で、大原はオンショアになるため、サーファーはいないだろうと読んで。この読みは当たりました。主たる目的は犬の【ハーブ】の運動不足解消のためであり、サーファーはいない方が有難かったのです。オフショアになる御宿ではサーファーがたくさんいたと思います。

【ハーブ】を散歩させていると、トビを除いて、鳥たちが一斉に飛ぶのをヤメ始めました。『どうしたんだ?』と上空に目を遣ると、ハヤブサでした。私は国吉駅付近では数回見たことがありました。ココにいるという噂は聞いたことがありましたが、本当でした。飛んでるとハヤブサに襲われるのでトビ以外の鳥たちは一斉に着地したんですね!鳥なのに飛ぶのをヤメた方が安全だなんて漫才の様ですが、地上にいればハヤブサは地面に激突するリスクがあるので狩りはしません。この時、オオタカは現れませんでしたが、現れれば地上も危険でしたよね。こちらは地上の獲物を狩るのが得意なので。トビはハヤブサが狩った獲物を横取りするつもりだったのでしょう。

鳥たちが一斉に着地してしまったので、このハヤブサは鳥を諦め、魚に狙いを変えた様です。ハヤブサがミサゴの様に魚を獲るということは、知識としては知っていました。実際に魚を獲るところは初めて見ましたが、濡れるのは好きではない様です。波しぶきを浴びると、一度高く飛び上がり直し、身震で水滴落とししていました。戦闘機の威嚇サインと似ていますね。2回は失敗したのでしょうか?この身震は3回見ました。最後の身震いの時には魚を掴んでいました。ボラの様でした。トビが追いかけ始めましたが、獲物が入手できれば安全なところに移動して食す様です。内陸(西大原駅)方向に消えました。速いのなんの!トビじゃあ追いつけない!国際級ライダーと素人デブライダーの違い位です。

写真は魚を掴んで、トビから逃げるために加速中のハヤブサ。やっとカメラに収めた瞬間ですが、半分切れています。魚を獲るところからカメラで追いましたが、まともに撮影出来なくて空しか映っていないショットが多数。飛んでいる鳥(特にハヤブサ)の撮影が出来るって凄いことです!尊敬します。私達がカメラマンでは映っていることが奇跡に近いです。

P.S 私達がハヤブサに見惚れている間に、犬の【ハーブ】は何かに体をこすりつけ猛烈に臭くなっていました。まあそれはイイんです。犬ですからね。それよりも《見惚れる》って言葉使ったのは久しぶりですね。

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