【新規】年末年始は意味不明の忙しさでした!

海森 寄与師老です。年末は沖縄本島に行きましたが到着して直ぐに茨城県の地震のニュースが。大晦日に成田空港に戻りましたが、千葉県夷隅郡市の自宅に帰ることより、栃木県宇都宮市のアパートに戻り、地震後チェックを優先しました。地震の被害はなく取り越し苦労ではありました。被害がないなら栃木県にいる必要はありません。踵を返し再び千葉県へ。成田空港を再び通過した時には未だ大晦日でしたが、夷隅郡市の自宅に到着した時はもう元旦でした。

私は自動車を放置することが多いためバッテリーターミナルを外します。正確ではないので自動車時計は合わせません。大晦日から元旦にかけては、たまたまCDを聞いており、ラジオではないため時報も聞けませんでした。腕時計は機械式を嵌めておりバックライトはありませんでした。つまり何処で新年になったか解らないのです。九十九里の何処かでしょうね。夷隅郡市の自宅に到着するなり、新年らしく、【生さだ】を少し観て少し寝ました。起きてからまた成田空港へ。

元旦からはシンガポールで。今回の目的は骨董時計を買うことだったのですが、狙いだったシチズン・チャレンジタイマーもセイコー・スピードタイマーも既にガタガタ品しかありませんでした。機械式時計なのでオーバーホールは出来るのですが、45年程経っているため既に部品は存在しません。今動く状態が終わりになれば完全終了の刹那的買い物。部品を新規で作り直すことも出来なくはないですが、¥2万の骨董時計に¥50万かける位ならIWCが買えますからね!?

ですから結局、骨董時計は買いませんでした。日本製機械式クロノグラフは技術の連続性が途切れてしまったため、部品が存在しないのです。日本の世間一般の高度成長期と、日本の時計産業に限ればクォーツショックが重なったためです。その点、スイス製は骨董時計も直すことが容易いです。シチズン・チャレンジタイマーもセイコー・スピードタイマーも諦め、もう欲しがらないことにしました。旅費をかけて迄何やってんの的な行動様式でしたが、人生勉強にはなったかな。

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