猿芝居?騙されるのは大人なの!

海森 寄与師老です。大相撲での度重なる不祥事。内で特に残念なのは八百長。報道もされていますから詳しくは書きません。八百長、嘘の取り組みしてまで、どのようなメリットがあるのか?に思いを巡らすと、短期的な利益(勝ち星)ももちろんなのですが、中長期の利益(収入、番付、ポスト等)にもなるのか?早い話が【利益導入】です。本業で儲ける努力を指すことば、ではありません。

春日錦、お前もか?と思った方、春日錦を知っている方、夷隅郡市には多数いらっしゃると思います。自分と縁遠い角界のこと、などと思わず、我がこと、地域のこと、置き換えて考えてください。我が夷隅郡市には【利益導入】でなら動くヤツがいるのは事実ですよね。金銭的・経済的だけでなく、目立ちたい、チヤホヤされたい、政治・行政に名を売りたい、高いポストに就きたい、等の田舎的で自己顕示欲的なものが多いと思います。

急に、有名になったり、モテたり、政治・行政の当てにされたり、金を動かせる様になったり、分不相応のポストに就いても、内実が伴っていないと困るのは自分です。これらは、【本質で努力した果てについてくる結果】だと思いますね。本質ではない、【八百長】などに努力するなんて、評価には値しないです。【八百長】だけでなく、【談合】や、【猿芝居】も、自分の、【利益導入】のためならば、ほぼ同義ですが、【猿芝居】は簡単に見抜けますね。気が付いたなら、大事にならぬ内に目を付けて置く、何か起こしそうなら体を張って怒る、という対応も同じ地域の大人なら必要でしょうね。それを逆手に取って、1段インプルーブされた、【上級猿芝居】をすれば、その場は店仕舞いさせることができるでしょう。しかし、この方法は、【問題点の先送り】にしかなりませんよ。ですからあまりお薦めできません。問題を発する輩に、新たな【理由】と【取り巻き】と【敵】を作らせる時間を与えるだけです。より面倒臭くなって、またかよ!と、なる訳です。

同世代はフォークソングでしたが、私はRCサクセション。【ドカドカうるさいR&Rバンド】の歌詞で、

子供騙しのモンキー・ビジネス よってたかって分け前を漁る 子供騙しのモンキー・ビジネス まともなヤツは一人もいねぇ

と、何度か繰り返す部分があります。でも、どの世間も騙されるのは子供ではなく、達人のキャンディデートにもなれない大人達です。

P.S  かなり近しい者でも春日錦に喧嘩を売るなんて出来なかったろうと想像出来ます。張り手1つでぶっ飛んで行ったことでしょう。 春日錦も、親方にまではなったのだけれど、この後、どう転落して行くのか、我が事、地域の事、として見守りたいですね。残念です。

strysko