海森 寄与師老です。私が思う女性が美しく観える、服装というか、身に着ける道具は、サーフィン用のウェットスーツです。一般的な道具の中ではです。特殊なのまで含めると、キャットスーツですね?しかし、これはスタイルを強調するだけのモノで、他に使い道がある様な道具ではありません。いわばコスプレ専用で、もっと性に先鋭化したものですね。
モーターサイクル用レーシングスーツはかなりカクワルです。勿論、競技に出場するなら、道具ですから仕方がありません。競技団体の公認仕様でなければ出場出来ませんから。モーターサイクル用レーシングスーツは肩幅が小さいとカクワルなんです。裁断ラインで、ウェスト上下が一枚革だったりするので、視覚的にも、足が短く観えますし、胸も窮屈そうに観えますね。ファスナーの開口部の位置と長さの関係で、尻部を出入りさせるために、ウェストが細くても、ウェスト部分をピッタリ迄は絞ることが出来ないのです。ウェストが細くても解らなくなるのです。革製品で、素材自体は伸縮しないからですよ。用品店の者は、『女性の方がカクイイです!』といいますよ、勿論。でも、それは営業トークなんです。女性のカクイイ部分と、美しい部分と、をことごとく、解らなくしてしまっているのですから。女性なら、上下セパレートの方が美しいシルエットに出来ます。構造的にも、脱着性でも、ウェストはピッタリに出来ますし、上下分割線を、最も細いウェスト部に出来ますからね!上下セパレートでも競技団体の公認仕様のモノがありますし、何よりトイレが楽ですから。
ウェットスーツは伸縮素材ですから、ウェスト部分を絞っても、尻部の出入りが可能です。ファスナーの開口部の位置や方式に拠らず。サーフィンのウエットスーツはパドルをするために、ファスナーがないか、あっても背中側で、開口部を小さくするためファスナー全長が短く尻部迄かかりません。同じウェットスーツでもダイビング用はカクワルですよ。ダイビング用は簡単に述べると防寒着でしかないだからです。サーフィン用は運動着でもあります。特に袖取り付け部に違いがあり、立体裁断、本体より更に伸縮性高い素材、本体より薄い素材、を使い腕を動かし易くしているのです。脇の下には皺が寄りません。ダイビングのウェットスーツでは一切考慮されておらず、本体と同じ素材、袖取り付け部は本体と一体だったりします。腕は一切使わないので道具としては正常進化なんですが、かかるコストはサーフィン用より低いと思えます。でも、売価は同じ位になっていますね。サーフィン用は完全に潜水する訳ではないので、テイクオフ時にスーツ内の水が抜ける様になっています。足の開口部にシールを取り付けません。ボードに立つと水が出ます。
蛇足ですが、ダイビング用のウェットスーツをサーフィンに使うとパドルで首が締まります。パドル不能です。ボードに立つとスーツ内の水が足首に溜まり、女子高生の足の様になります。沖縄県で良く観かけます。波があって商売にならない時、ダイブショップのインストラクターやガイドが、にわかサーファーになるためです。スゲー下手!!それでも海の男かよ!?逆に、サーフィン用のウェットスーツをダイビングに使うと(同じ本体部厚さでも)脇と足の開口部がちょっと寒いですが、十分使えます。ウエットスーツの話だけではなくて、サーフィンの方がカクイイけどね!ダイビング用は更に、ドライスーツとか、プロ用(何の?)ウェットスーツといわれている、【ロクハン】や、【ロクハチ】というの迄あります。潜水が生業なら解ります。レジャーじゃ?これらに至っては、男女共にカクワルの極致です。ダボダボ観えます。『シュッとしろ!』といいたくなります。何故かダイバーが持つ、【不細工の美学】なのか?あれがカクイイか?本題とズレてきました。蛇足なだけに。カクワルなので語りたくもありません。割愛します。
写真はレーシングスーツ。私のモノと同じメーカー、同じモデルです。違いは差し色だけ?この女性は小柄で、スタイルの良い方ですが、そう観えなくなり、少年化してしまいます!胸とウェスト部分は1枚革で平板に観えますね。女性の美しさをスポイルしてしまいます。安全上、縫い目を少なくし引っ張り強度を上げるのです。男性はデブでなくても寸胴です。肩幅があると相対的にウェストが細く観えるんです。ですから、男性はカクイイのですが。小さな肩幅ではウェストが太く観えるんですよ。ウェストが細くても絞り切れないですしね。やはり女性には、本式レーシングスーツよりも、上下セパレートを推奨したいですよね!
写真は上下セパレートのライダースーツです。美しいシルエットですね。このメーカーの、このモデルは、縫い目が多く、引っ張り強度が低く、競技団体公認仕様ではないでしょう。サーフィン用ウェットスーツ同様に立体裁断で、特に胸の頂上を通るシームがあります。ウェストはピッタリ、胸の部分は立体的。本式レーシングスーツが1枚革なのと比べると、女性の美しさが引き立っていますよね!【ウルトラセブン】の地球防衛軍のアンヌ隊員のユニフォームと同じシームライン。上下セパレートでも、競技団体公認仕様はありますよ。これ程ではないかもですが、同じメーカーなら本式レーシングスーツより美しく作れます。
写真はサーフィン用ウェットスーツ。私のモノと同じメーカー。サーフィン用のウェットスーツは男性用と女性用は全く別モデル。美しいシルエットであることが商品価値でもあります。しかし、スタイルが悪いと、スタイルが悪いことが、より一層、強調されてしまうんですよ!痩せ側は、乾燥中のヤリイカ(完成品は剣先スルメ)か、ミイラの様で観るに堪えません。太り側は、華奢な小太り男性に観えてしまいますね。観るに堪えない迄ではありません。標準近辺は、文句なし美しく観えます!中の実体もですが、身に着けるモノも重要です。その環境で張り合うことで、サーフィンも上手くなり、スタイルも美しくなるのでしょうから。
写真はダイビング用ウェットスーツ。私は持っていません。脇に皺が寄るのが解ります。同じウェットスーツでも、ちっともシルエットが美しくありません。スタイルが悪くても誤魔化せますが、スタイルが良くても解らなくなります!ダイバーにはスタイルが悪い方が多く、横並びにして、目立たなくすることが、正義なのでしょうかね?客は金蔓でもありますし。その環境で張り合ったりしないダイバーには、人より更に美しくとか、更に高度にとかの、スポーツマンシップがありません。スポーツではなく、レジャーなだけなのかもですかね。自分の使う道具もショップの人が運びます!この業界の大いなる勘違いだと思いますよ。
写真はコスプレ用キャットスーツです。ラテックス、PCV、フェイクレザー等で出来ており、通気性が全くありませんから、コスプレ以外の使い道はなくて、更に簡単に傷む様です。スタイルが良く解るのはサーフィン用ウェットスーツ同様ですが、何の道具でもないので、ファスナーを好きな所に設置出来て、開くことで、更に美しさを強調することが出来ます。アチコチにファスナーを設置も可能ですね。サーフィン用ウェットスーツでは不可能です。ボンデージ(本来は拘束行為や道具の意です)ファッションで更にエロいものもあります。スタイルの強調ではなく、性の強調になるので、これ以上の仕様については割愛します。
写真はご存じ、峰不二子。’60年代の漫画であり、この時代のライダースーツは1枚革で黒1色でした。峰不二子のコスプレをしたくても、’60年代のライダースーツはもう現存しないです。で、コスプレ専用のキャットスーツなのかしら?キャットスーツのシルエットを革で作ったら脱着不可能です。【鯵の三枚おろし】の様に左右に割り、全線を1本ファスナーで繋げれば可能ですが、引っ張り強度が落ち、態々革で作るライダースーツの意味はないです。長持ちさせるためだけに革?女性のスタイルは革服(30年)程は長持ちしません。傷み易くて、通気性がなくても、安い素材が良いのでしょう。スタイル変化も許容しますし。