【新規】’14年サハリンに行きそうです!

海森 寄与師老です。血筋は北海道にいませんし、樺太引揚者もいません。しかし、サハリンには縁がありそうです。’14年8月にEU出張がなければ8月に、あれば7月に行くと思います。在ユジノサハリンスク日本国総領事館によると、ビザなし、カルネなし、国際ナンバーなし、で自分のモーターサイクルで入国出来るとか。情報収集中です。露語も少しは理解出来ないとなりませんね!

ロシアのことですから、今現在のレギュレーションが永続的か?【袖の下】も日常茶飯事でしょう。ドイツやスイスとは訳が違います。それでも長年の憧れの地です。しかも、ほぼ戦前の鉄道省稚泊航路と同じ航路の日本フェリーです。出来れば樺太戦後70年となる’15年に行きたいですが、フェリーは’14年の運行は決定しているものの、乗客が少なく、’15年を待つと廃止されるかもです。

旧鉄道省樺太鉄道局の狭軌鉄道が残っているものの、廃線が進み、またロシア本国と同じ広軌への改軌も進んだため、戦後日本から輸出されたSLのD51、’93年から’00年まで使用されたК-1形DC(元JR東キハ58)は既に運行されておらず、ユジノサハリンスク機関区所属車両は保存展示になってしまったとか。鉄道が目的だとすると、ちょっと遅きに失した感もありますけどね?

しかし、日本では風前の灯の寝台列車が今でもありますよ。しかも、貨客混合寝台列車ですよ!自分のモーターサイクルを積んで寝台列車で片道ワープすることが出来ますよ。素敵ですよね?ユジノサハリンスク⇒ノグリキ#601/#951列車が、火、木、土。ノグリキ⇒ユジノサハリンスク#602/#952列車が、水、金、日。何が発生するか想像出来ませんが、冒険として楽しみですね。

P.S 日本領南樺太時代よりも良いこととして、北緯50°が日露国境でも日ソ国境でもありません。サハリンに入れさえすれば、北サハリンだって行くことが出来ます。日本からソ連に亡命した人は少なく、この内、最も有名なのは、女優の岡田嘉子と、愛人の杉本良吉の、【恋の逃避行事件】。昭和13(’38)年01月03日でした。吹雪の中、この国境を越えたんですよ!

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図は北海道とサハリンの位置関係。吊るした新巻鮭の様に観えます。南北約1,000kmあります。南北真ん中辺りのスミルヌイフ(/露:気屯/日)が北緯50°で旧日露(日ソ)国境でした。

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