若者の何とか離れもいろいろですね!

海森 寄与師老です。若者が様々なモノから離れたのは公知の事実でハッキリですね。私の大好きなモーターサイクルは今やおっさんの乗物と化しました。若い頃鍛えたなら、おっさんになっても綺麗なライディングが出来ますので、むしろ乗って頂きたいのですが、普通のおっさんでは危険なだけです。おっさんのモーターサイクル以外にも、やめた方が良いものもあります。酒、ギャンブル等。しかし、では何を楽しみに生きているのでしょう?

旅行業でも輸送業でもなく、私個人では認識していませんでしたが、旅離れも顕著らしいです。特に海外渡航は減少しているそうです。別の【投稿】で’88年の5月連休、同い歳の彼女とセブ島に行ったと述べましたが、その時の成田空港のごった返し様、物凄いものがありました。今や3大連休でもどうってことなくて、物理的には行くことは容易いのです。これについて面白い資料を入手しましたので参照ください。我が身ではない話題なので、深堀(日在の隣ではない)はできないのですが。

海外渡航率低下

若者旅行振興

旅に行きたくはないのでしょうか?私はどんなに我慢しても6ヶ月で《どこか行きたい病》になりますが。ただし、出張でもこの病には効く様ですから、随分と勤めで助かっています。もし、行きたいと思っているのに行けない、と思うなら、行きたいと思う内に入らない程度の願いなのだと思います。例えが良いかは別として、コジャレたリストランテ・ディタリアに10回行くなら、1回はアリタリアに乗ってホンモノのイタリアに行けます。行って色々困ると良いでしょう。オサレといわれるフランスより、財政赤字のスペインの方がよっぽど綺麗な国であることも、1回の旅で両方に行ってみなけりゃ解らない。

私が出張中のドイツに《コーヒー屋のあんちゃん》が来ると書きました。で、質問しました。『スーツ持っているか?』と。『持ってない!』そうで。就職したいと騒いでる若者です?!ヨーロッパは階級社会です。必ずしもスーツの形態でなくても良いのですが、ジャケット、パンツ、ネクタイ、もっと上流はスーツもダメ、と状況に応じ格好を変える必要があるの。独語オペラに連れて行く、のではないのですが、良い所も経験すれば、と近所のおっさんは思ったのです。¥30,000以上のエンジニア・ブーツ9足も持っていて、安物で良いのにスーツは1着も持っていない、アンバランス感覚が現在の若者を表している気がしました。直近の出張はフランクフルトではなく、ミュンヘンになり、匿っておく場所はありませんね。さらに2重出張で移動ばかりで、来られても相手は出来ませんから今回は断りましたが。というか、旅に行きたかったら1人で何処へでも行って、色々困ってみたら良いだろうに。

写真はテレ東の1コマ。森本アナ結構好きです。それはともかくスーツ離れもありますね。

wela-coralee@mailxu.com