海森 寄与師老です。夏の北海道は爽やかですよね!北海道内の機動力を得るためにモーターサイクルがあれば良いのに!誰もが思うことですが、北海道迄どうやって行く?ということについては、あまり語られることはありませんから、色々と比較してみますね!運賃や所要時間は雑に記します。大勢に影響はないですが、詳しくは調べてくださいね。何が何でも自走、というのは極力避けます。道中辛いとデスティネーションでは既に疲れ切っていますからね。もう少し頑張れば、ヨーロッパアルプスにだって行けますけどね!
◎東京都から青森県迄自走 往復合計約¥60,000 32時間 労力も必要
東京都から青森県迄自走では、高速料金は正札¥7,000程、燃料代も¥10,000以上、所要時間も12時間以上、高速道路上で食事が3回、北海道上陸迄に何処かでフェリーも使います。青森⇔函館で、2等船室¥3,000、モーターサイクル運賃は船室によらず一律¥4,000、所要時間は4時間程です。往復合計約¥60,000と32時間と労力が必要です。途中の東北地方にも訪問先があるなら話は別ですが、お金も時間も労力も必要という、全くおススメ出来ない手法です。旅のタブーですが、ライダーって承知の上でやるのです。この手法は北海道での宿泊費は内包されていません。宿泊数によってはかなりの額に。
◎大洗港⇔苫小牧港フェリー 往復合計約¥60,000 42時間 船舶旅も満喫
大洗港⇔苫小牧港フェリーは、夏のハイシーズン、2等船室¥15,000、モーターサイクル運賃は船室によらず一律¥15,000、所要時間19時間。東京都から大洗港迄自走です。高速は使わず所要時間2時間程上乗せに。往復合計約¥60,000と42時間が必要です。走行は楽ですし、船室では、酒を呑もうが、寝ようが、自由です。飲食物は持ち込み可。レストランも高速道路のS.AやP.Aより安いですから、私は持ち込んだことがありません。公衆浴場がおススメです!オーシャンビュー、エンジン排熱再利用で常に沸いています。国際寝台列車を以てしても鉄道旅で決して味わうことのできない、船舶旅の醍醐味です。時間的余裕ありなら、おススメ。2等船室より少し高い、【特2等ベッド】が、おススメです。この手法も北海道での宿泊費は内包されていません。宿泊数によってはかなりの額に。
◎【ANAスカイツーリング】 往復合計約¥100,000 6時間 1泊分宿泊費内包
長くはないけど、夏休み自体がある場合におススメが、【ANAスカイツーリング】ですね。羽田空港指定、モーターサイクルを指定ガソリンスタンドに行き燃料を抜き、カーゴ受付に行かなければなりませんが。カーゴで新千歳空港迄荷物を送る場合¥217/1kgです。軽いデイトナ675でも装備重量は185kgにはなりますね。¥80,000/往復ということです。旅客として、上位メンバーだろうが、使ったことがなかろうが、カーゴの料金は一緒です。往復合計約¥100,000必要だが所要6時間だけです。1泊分宿泊費内包されています。つまり、【ANAスカイツーリング】自体がパッケージツアーのためかなり破格値なんです。差額の¥20,000だけで、旅客往復運賃とホテル1泊分が払えると思えば良いのですよ。発送モーターサイクルがデイトナ675より重ければ重い程個人発送より割安になります。ただし、日程自由度が高くないのが残念。最大で2泊迄と思います。1泊2日で1,000km走った方がいますが何が良い?【ANAスカイツーリング】の日程自由度を増して欲しい。【レンタルモーターサイクル】に対し、3泊で同等、4泊以上なら割安になるハズですから。
◎【レンタルモーターサイクル】 3日間約¥70,000 4時間 運賃はステータスによる
自分のモーターサイクルがポンコツだったら態々送って迄乗る価値がないとは思います。乗ってみたいモデルが綺麗な状態で借りられるのが、【レンタルモーターサイクル】です。モデルにより料金は様々ですが、最上級モデル(BMWの6気筒とか)で¥30,000/1日、長時間は料金が低減し、2日目から¥20,000/1日になります。3日間借りて¥70,000。最下級モデル(50ccスクーターとか)で¥4,000/1日、2日目からは¥3,000/1日ですよ。空港近くに、【レンタルモーターサイクル】があり、空港到着後公共交通機関は使わない。3泊4日ということなら、3日間借りても、3泊分の宿泊費が足されても¥100,000ですよ。モーターサイクルを送らない場合、旅客としての資質で、旅客としての運賃が変わります。私の場合には、行くとしたらその分はマイレージを使うでしょうからタダということですね。最上級モデルを借りても、自分のモーターサイクルを送って使う、【ANAスカイツーリング】より自由度が高く、3泊迄なら同料金に抑えられます。3泊より短期間ならより安いです。この方法を拡大解釈すると、個人で自分のモーターサイクルを持たずに済みますよね!都市生活者なら、自動車と共にモーターサイクルも持たず、旅先だけ乗るのもありです!
写真はイメージです。こんなところが多いのは事実です。結構退屈なので実は危険です。スピード違反の取り締まり!ヘリコプターで速度を測られ関係ない場所で検挙されます。
P.S1 【ANAスカイツーリング】は九州バージョンも存在します。北海道バージョンとほぼ同額の様です。北海道が夏なら九州は冬に組まれる様です。九州でも冬は寒いけどね!冬はやっぱり沖縄県ですよね!沖縄県へと自分のモーターサイクルを送るというのは、移住以外にはあまりしませんよね。フェリーもカーゴ便も無人航送は可能なんですけど。小さな島で、那覇市は渋滞都市日本一で、舗装に珊瑚砂が入っていてチョー滑りますよ。自分のモーターサイクルが高性能であればある程、沖縄県には送る意味がないのです。那覇空港方面R58⇒国際通り方面に右折する時に、ドライコンディションでも転倒です。沖縄県でのおススメも、【レンタルモーターサイクル】ですね。北海道とほぼ同額ですが、そんなに高性能なモデルや高級なモデルは不要です。最大でも250ccのスクーター迄でヤメておいた方が良いです。250ccのスクーターでもドライコンディションでも滑りますよ。雨の降り始めまで想定したら、125ccのスクーターかオフロードタイプが望ましいですね!ただ、沖縄県は、【レンタカー】の競争が激しく(業務上のね!)、大手でも¥3,000/1日、個人経営(安宿と同一資本だったりする)だと¥1,000/1日というところだってありますよ。ですから私は、【レンタルモーターサイクル】に乗りたい理由が観つけられないのですよ。
P.S2 かつては国鉄、JRにも、【モトとレール】大阪⇔函館、【MOTOトレイン】上野⇔函館という列車+連絡船が、’86~’98年に存在していました。名称違いは、【MOTOトレイン】だと、関西人は、『元取れん!』と聞こえるからとか。つまらない理由だったと思いますよ。【モトとレール】は、【寝台特急日本海】(24系25形客車)に荷物車1+同系B寝台客車1を増結、【MOTOトレイン】は、【急行八甲田】(14系客車)に荷物車1+14系B寝台客車1を増結していました。’88年青函トンネル開通後は其々列車で函館迄そのまま行けました。【急行八甲田】は、青森 ⇔ 函館は【臨時快速海峡**号】と名前と運用が変わりましたが。実は、’98年、【MOTOトレイン】最後の年に、江東区の後輩のこれを使ったツーリングに便乗しタンデムライダー扱いにしてもらい、【MOTOトレイン】に乗ったことがあるのです。函館で後輩と別れ、後輩はツーリング、私は通常鉄道運賃で札幌に行き遊んでました。其々が遊んだ後は函館で再合流して、【MOTOトレイン】で東京都迄帰ってきましたね。当時あまり観られない特殊運賃、タンデムライダーはかなり安かった記憶がありますが、車内販売がなく、食事と飲料に苦労しました。詰めの甘いサービスだったとは思います。
写真はパクリです。上野駅での積み込みと思われます。積み込みモーターサイクルは、RG400γではなく、RG500γだと思います。走れるモノはあまりないかな?懐かしいです。