【新規】ボウライン・ノットについてです!

海森 寄与師老です。タイトルは、【もやい結び】です。海男、山男、パラグライダー等のスカイスポーツ愛好家、キャンプ等のアウトドア愛好家、ボーイ(ガール)スカウト経験者、消防等の救助が生業の方、は既にご存知なので飛ばしてください。

驚いたのは、オフロードのモーターサイクルに乗っているライダーで出来る方が少ないことです。ロープは装備として持ってはいますが出来るのは、【本結び】(リーフ・ノット)だけという方が多いです。2本のロープを本結びで繋いだ強度だと、元の1本のロープの強度の半分以下になります。オフロードのモーターサイクルに乗っているライダーに聞くと、『モーターサイクルとの結合は、カラビナかシャンクだからね!』という回答なんですが、カラビナやシャンクに結合したロープは、【本結び】だ!

日本での犯罪で使われる結合では本結びは一重結びの次の2番目によく用いらるとか。風呂敷とともに泥棒の代名詞でもあります。風呂敷は本結びですしね。アウトドアではあまりカクイイ結合ではありませんし、何より強度不足なのと、荷重がかかり締まってしまうと解くのにはかなり苦労します。【もやい結び】(ボウライン・ノット)を覚えましょう。結び方は簡単。

結び方は図の通り。強化もやい結びとか罠もやい結びとか変形もありますが基本形だけでも、【本結び】よりも強度が高く、荷重がかかった後でも解きやすく、何よりカクイイです。練習しましょう。カラビナやシャンクにロープを結合するのもコレで!

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