旧大網駅と線路付け替えについて!

海森 寄与師老です。土気~大網の話題が多いですね。ということで、また大網駅です。

大網駅は当初東金方面から千葉方面と安房鴨川方面に分岐する線形でした。房総東線(現・外房線)はスイッチバックが必要でした。停車時間が長く、駅弁(鳥飯だったか?)とアイスクリーム(バニラ抜き?)が有名でした。アイスクリームは硬く、駅弁の後で食べるとちょうど良かったのです。

’72(昭和47)年5月27日、大網駅と線路が移設され現行形態となり、スイッチバック解消。同年7月15日、電化と共に外房線に改称。この後しばらくは駅弁があった気がしますが、ただの途中駅になってしまったので買う時間がありませんし、電化と同時に投入された183系特急は窓が開きませんでした。ということで廃止されたのでしょう。

その後、土気~大網間の旧線(切通し)は、新線トンネル採掘土砂で埋め戻されました。大網~永田間の旧線と旧大網駅は貨物列車用で残っていた(成東経由させるため)が、1997(平成9)年3月、新茂原駅の貨物取り扱い廃止に伴い、廃止されました。

図はクリックで拡大します。(線路付け替え)廃線マニアになってみるのもアリでしょう!

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