アンカレッジ国際空港の現在は?

海森 寄与師老です。記憶が正しければ’91年迄は、日本~ヨーロッパ航空路線は、【北回り】と称し、アメリカ・アラスカ州アンカレッジ・テッド・スティーブンス国際空港に立ち寄り、燃料給油をして北極圏上空を通りヨーロッパ諸国へ向かいました。私も’90~’91年(?)の間のロンドン出張と、それ以前の出張で寄った記憶があります。’92はもう直行でした。

アンカレッジ国際空港は、(ヨーロッパへ行く)日本人観光客で大盛況で、立ち食いうどん屋までありました。旧ソ連時代には禁止していたが、ロシア連邦がシベリア上空通過を認め、航空機の燃費向上もあって、ヨーロッパ直通出来るようになり、アンカレッジ国際空港経由は廃止されました。あ、エールフランスに1便残っていますか?

1時間程のトランジットは貴重な時間でした。狭い機内から解放され、不味くて、バカ高の、うどん屋でも喜んで食べましたよね。アンカレッジ国際空港は、現在どの様になっていますかね?日本からの定期旅客路線はなくなっても、貨物路線、あるいはアラスカ州内、カナダ線などの旅客航空路線、では大ターミナルであり続けていると伝え聞きました。

記憶が確かならば、後背地はロッキー山脈だったと思います。未だデジカメの時代ではなかったため、証拠写真もありません。もちろん空港から出たこともありませんので、アラスカ州訪問はしたことがない、ことになっています。この頃は現在と逆で、ヨーロッパの大陸側はイギリスから行くところでしたから、ルフトハンザとはまだ付き合いがなく、全日空はロンドンとパリでヨーロッパ線が始まったばかりでしたから、私もロンドンに行くために、【日本航空】のカスタマーだったのです。BAもヨーロッパ内線に、良く乗りました。

P.S その後、スパッとスターアライアンスに変更しましたが、私の場合は、全日空の魅力というよりも、ヨーロッパにおけるルフトハンザの魅力でした。全日空は、『友達の友達は、友達さ!』なんです。ルフトハンザの何が魅力か?鉄道も駆使した交通ネットワークです。航空便よりリーズナブルなら、協力関係にあるDBだけではなく、タリスやSNCFだって取ってくれます。エールフランスでも出来ないですよ!それでも、奄美大島とバリ島に行くのに、【日本航空】を使っていましたが、バリ島直行便はなくなりましたし、奄美大島は少し魅力が失せてしまいました。もう使うことはない気がします。’90年代の初頭迄は、【北回り(アンカレッジ経由)】とか、【南回り(東南アジア、中東経由)】が殆どで、たまに、モスクワ経由の航空会社の便がありましたね。南回りを使ったことはありませんでした。

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