【新規】伊豆半島から無事に戻りました!

海森 寄与師老です。休日は早起き出来てしまいました。何のトラブルもなく無事にツーリングを終えることが出来ました。宿はサーフィンの時に使う民宿でした。快適で、食事も美味く、温泉も24時間入れ、安いので所謂、【オキニ隠し】しますね。モーターサイクルで適度に疲れて、海産物を食し、酒を入れたら、土日共に22:00前に寝ました。時差ボケは治りましたよ。

趣旨は、箱根ターンパイクと伊豆スカイラインの走行を楽しむこと、稲取でキンメダイを食すこと、ついでに少し酒を呑むこと、温泉に入ること、でした。全て楽しみました。楽しみ過ぎたのか、写真を撮ることは一切思い出すこともありませんでしたね。

私が出かけたので勿論ピーカン。夏用ライディングウェアを、このツーリングで汚し切り、帰宅後洗濯することも出来ました。宇都宮市のアパートに16:00に戻ってから雨が降り始めました。毎度のことですが私はかなり強力な、【ハレオトコ】です。

圏央道を使い、埼玉県の白岡市~桶川市間の未通区間は一般道でした。この部分は埼玉県の道路交通の混沌そのものでしたが、想像通りのことであり、距離も短いので、気にもなりませんでしたね。それよりも、東京都区部を通過しないことが快適だとは思いもしませんでした。山手トンネルも3号渋谷線も東名高速も通過しないで済みます。この存在は大きいです。

P.S1 伊豆スカイラインはモーターサイクルの事故が多く走行禁止になるのかも?ということから今回の企画となりました。通常の危険走行とは全く違うパターンの危険走行というものを目撃出来ました。伊豆半島の観光バスは伊豆スカイラインをかなり良いペースで走行出来ていますよね。安全に抜ける場所なら道を譲ってくれます。相手はプロのドライバーですから。しかし、伊豆半島の観光バスよりも遅くしか走行出来ない団体のモーターサイクル達がいるのです。信じられませんけど。観光バスがやたらブレーキかけるけど何だろ?と思ったらその前に、【鉄屑軍団】が20台程ノロノロと練り歩いていました。この観光バスは、【鉄屑軍団】も含めて、丸ごと追い越し出来る場所で合図してくれましたので、一気に追い越ししました。観光バスより遅くしか走行出来ないのでは、他車との速度差と他車をイライラさせることで事故を誘発させてしまいますね。テレンス・リーじゃないけど、【本当に危険です!】。熱海市の渋滞(R135の方)を選んで練り歩くべきだと思いますけど!

P.S2 海産物だけで比較すれば房総半島の方が種類も豊富だし高級品が多く、安いです。キンメダイだってありますから。しかし、魚だけが売りで伊豆半島の観光業が成立しているのではないのです。温泉や富士山が観えることもありますけど、これもそのことだけで伊豆半島を選ぶ理由にはなりません。なんといえば良いのか?泊まってみないと解らないことです。釣り、サーフィン、ダイビング、ツーリング、入浴、でも日帰りだけでは伊豆半島の良さを味わうことは到底出来ないことで。房総半島の方は身銭を切って行って泊まってみるべきです。第3セクターの鉄道があるから、残すために地域を観光地化?伊豆半島にはJR伊東線と伊豆急と伊豆箱根鉄道駿豆線しかありません。鉄道だけで伊豆半島全域には行けないのです。かつて東急系列の伊豆急と西武系列の伊豆箱根鉄道が半島東海岸で縄張り争い、通称伊豆戦争をやったのも今は昔。結局鉄道は伸延せず、半島を1周することも出来ませんし、近年は事業の縮小も観られます。それでも1級の観光地であり続けているのです。つまり、鉄道は今やあまり与していないのですが、モータリゼーションが発展してもボトルネックがある地形なので自動車もそれ程便利にはなりません。東京都からの所要時間は私がライダーになった35年前と全く同じです。では何故にサーファー以外には、伊豆半島はモテて、房総半島はコケにされる、もしくは無視されてしまうのでしょうかね?花登筺原作、【銭の花】(細うで繁盛記)を読むか観るとヒントがあるか?この中にも鉄道がどうのこうのは出てきませんよ。『銭の花の色は清らかに白い。だが蕾は血がにじんだように赤く、その香りは汗の匂いがする』と主人公加代役の新珠三千代のナレーションを今になって思い出しますね。『犬にやる飯はあってもおみゃーにやる飯はにゃーだで!』と正子役の冨士眞奈美の方が牛乳瓶の底のような眼鏡をかけて、伊豆ことばでまくし立てるイメージが強く残っていますが。

 

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