【せき】の怖い話、理解してよねっ!

海森 寄与師老です。最近、【せき】にカメラマンがいるのを観ますよ。釣り人もいますよ。釣り人達は知識があり装備をしていると思われるので含みません。私が観かけるのは、いすみ鉄道の時刻の合間だと思います。鉄道のことは半端には知っているかもですが、【せき】の恐怖の知識はないのでは?

基本的に【せき】はダム池です。元々谷の隘地につくられています。岸には勾配があり、泥です。そして水面下はドン深です。平坦地に盛土でつくったところ(高田堰、椎木堰)もありますが、稀です。遊歩道が整備されているところは、遊歩道ならば足を踏み入れても大丈夫です。昔から、【せき】では事故が発生するのです。泳げる方も犠牲になります。

新田野駅から南に300m程の【せき】(大宝寺傍の堰)では、私の生家の隣のお兄さん(当時)が亡くなっています。親父の世代で1名、爺さんの世代も1名は亡くなっています。【いすみ市文化とスポーツの森】傍の【せき】も『非常に危険です!』(テレンス・リー風に)少し水位が落ちた時、水面まで行こうとして、足元をすくわれる様です。岸は勾配があり、泥です。もがいて上がろうとして、滑って転んで、また落ちて、繰り返しているうち溺れる、と考えられます。いわば、【溺式人間版コバエホイホイ】です。完全に水が落ちていると、泥だらけになるだけで、溺れませんが。

【せき】で何か行わなければならない時には、複数名で作業することと、命綱と、滑り止めが必須で常識です。単独で、カメラを持たず(足元を観るため)、斜面には足を踏み入れない様にしてください!誰かに発見されるまでには、【どざえもん】になってしまいますよ。『本当に非常に危険です!』水難事故は肥満体型の方が助かる可能性が高いですが、そのために肥満しているというのは詭弁です。痩せて、かつ、水難事故に遭わない様に自分で身を守ってください。

P.S 内水面の救助、捜査権は海保ではなく警察です。呼んでいたら間に合わないのは、海も内水面も同じです。溺れている方は助けてあげましょう!でも、自分も2重遭難しそうなら(連絡だけはしてあげて)、何もしない方が良いとされています。【せき】で溺れるなら、鉄道を止めたりしないですが、そこで亡くなられても面倒なことですよ。架空の記事です!《いすみ市◎×の農業用貯水池で鉄道マニア▽▲さん(東京都●×■)が溺れているのを、近くに住む自由業の海森さんが発見したとされる事件で、警察は何らかの事情を知っているとみて、任意で取り調べ中。容疑が固まり次第、逮捕する方針。》いすみ新聞13月32日52面より引用。

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