貝毒には気を付けてくださいね!

海森 寄与師老です。所謂、【中る】時期でなくとも貝には毒がありその量が小さいだけ。貝毒は加熱で解毒しないものが多く、調理したからOKと限らず、食べ慣れてる海辺の方は中らないのです。内陸の方は少しづつ食べれば慣らしができます。大量に食べるのは慣れてからにしましょうね!普段は外房で、【しったか】しか食べていなくても、滅多に食べない沖縄のヒメシャコガイにも中らなくなります。違う種類でも慣らし効果はある様です。ハマグリは年中食べられますが、夏になると食べる機会が増えます。気をつけましょう!

ヨーロッパ長期出張者にとって、【ベルギー】という国は、食べ物、飲み物、全てのレベルが高く、【出張訪問国】の、食べ物に飽きたり、嫌いだったり、海産物を食べたくなったり、という方々への、【駆け込み寺】的な存在になっています。知る人ぞ知る、グルメ(仏語は公用語の1つ)の国です。ムール・マリニエール(の内ムール・オウ・ヴァン・ブラン)が特に有名です。旬の時期(7~3月)にドイツやイギリスにいれば、私も良く食べに行きます。特に冬になってからは、身が太っていてとても美味いです。産地はオランダ/ゼーラント州(ベルギー国境)ですが、オランダとベルギーで奪い合いする程人気の食材なんですよ。有名処はブリュッセル(/仏・蘭、ブラッセル/英)のシェ・レオンという店ですね。小便小僧(世界3大ガッカリの1つ)の近くです。ブリュッセルまで行くのが面倒な時には、ドイツ国境から程近いリエージュで代用します。この時期に食べれば、中らないとされています。

ある出張の休日に、ドイツ/フランクフルトから、途中ベルギー国境近くのドイツ/アーヘンに出張中の同僚を拾って、ベルギー/ブリュッセルのシェ・レオンまでムール貝旅行計画を立てました。聞きつけ、イギリス/ロンドンから上司と同僚がわざわざフランクフルトまで(ロンドンからの方が近いのに!)来ました。未だにこの行動の意味が解かりませんよ。ロンドンからブリュッセルに航空便で移動して落ち合えば良いだけですが?アウトバーンを走る自動車に乗りたかったのでしょうかね?

部下を4名も連れ、総勢8名に。このうち2名が内陸の出身でした。1名が埼玉県、1名が栃木県。この2名が中ったのはいうまでもありません。調子が悪い期間が7日程も続いたそうですが、ロンドンに戻ってからもムール貝を食べたそうです。中らなかったそうです。イギリスよりもベルギーの方が遥かに美味いと述べていました。中っておいて良くいうよ!この様に慣らし効果はある様です。しかし、慣れるまで貝ばかりを大量に食べない様に。

写真は、ブリュッセルのシェ・レオンで上司と同僚。中った者は右側に写っている手です。

P.S ムール貝は、英語で、【マッスル】で、日語で、【イガイ】です。釣り人は、カラスガイと呼びますが、淡水の標準和名のカラスガイとは無関係の別種。淡水の方は、夷隅郡市の方言では、【たんげ】、といいます。ミヤコタナゴが産卵するマツカサガイは含みません。海水の方は、大原海水浴場沖の、ブロックに張り付いているアレです。日本では食べる気がしませんね!食べられるハズですけど。【しったか】か、【ながらみ】か、ハマグリか、アワビか、トコブシか、サザエ、ですよね!外房にいるなら。

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